独身者に必要な保障は?

まず死亡で言うと、最低限のお葬式代、200万円もあれば十分だな。
お墓を購入することを考えても、300万円あれば足りるだろう。

これは考え方にもよるが、生命保険には貯蓄型掛け捨て型の保険があるのだが、独身者は貯蓄型の保険を選ぶべきだ。

その上で将来結婚する予定の者は、そこそこ大きめの保障、例えば1千万円から2千万円の終身保険に入ることをおすすめしたい。
どういう理由でおすすめするかと言うと、独身の時は1千万2千万の保障なんて普通はいらない。
しかし、貯蓄型の保険なので、これは貯金をしているのと同じわけだ。
その後結婚しても、結婚したばかりの頃は保障はいらないだろう。
だが、子供が生まれると話は変わる。
もしも、自分がまだ若い内に亡くなった場合でも、その後の奥さんや子供の生活費や教育費だけは守らなければならないだろう。
そのために、1千万2千万の保障は少なくても必要になってくるのだ。

また、死ななくても子供が成長していくと、教育資金として大きめの出費が必要になる。子供が大学に入学するときなどだな。
実はその時にこそ、この保険が役立つ。
一般的には子供が大きくなれば、2千万円もの死亡保障は必要ではなくなるので、そこで、その保険を部分的に解約するのだ。
子供の学費などのためにまとまったお金が必要になったら、部分解約してその解約返戻金を学費等の教育資金に充てるということだ。

仮に大学の入学金等に使いたい場合は、子供が18〜19才なので、結婚前から入っていたとすれば加入期間は20年以上を超えているだろう。
それぐらい経てば、解約返戻金で今まで支払った保険料分ぐらいは取り戻すことができる。
もちろん全部解約しなくても一部だけ解約することも可能だ。
例えば、2,000万円の貯蓄型終身保険に加入していたとして、4分の3の1,500万円の保障は残し、500万円の保障分だけ解約して、その分の解約返戻金だけを使うこともできる。

仮に2,000万円の終身保険を加入後20年で解約した場合だと、月々の保険料が30,000円ぐらい(25歳加入60歳まで払い込みで保険料は約30,000円)になるので、それ掛ける12掛ける20年だから、700万円ぐらいは戻ってくる計算だ。
全部解約するのではなく、4分の1だけ解約するとすれば、その4分の1が解約返戻金として受け取れるということになる。
大学の入学金や初年度授業料の支払いの充てには調度いいだろう。
もちろん、国立や私立、文系や理系などによっても金額は違ってくるから、必要金額に応じて解約する割合を変えればよい。
ただし、国民年金だけの人や退職金のない人は、解約はしないで老後の資金に充てなくてはいけない

このように、長い目で見れば、貯蓄型の終身保険は支払った総保険料の100%以上が戻ってくるものだ。
つまりこのような使い方をすれば、保険料ゼロで解約までの期間の死亡保障を買い、なおかつプラスの貯金ができるという結果になるのである。