年齢別に必要な保険は?

医療保険については加入する年齢についても考慮したほうがいい。
50〜60代なら、一般的にある程度は貯金をもっているだろう。
それならば、この年代の者は無理して医療保険に入らなくてもいい気もする。

これは普通逆のように感じるかも知れないが、それには理由がある。
50〜60代以上に加入するとなると、保険料が高くなるのだ。
若い時から始めている者と比べると、同じ保障で月々の保険料が2倍3倍にもなってくる。
それだけ払ってまで医療保険に入るメリットがあるかどうか個人的には疑問に感じところがある。

ただ、三大疾病などそれなりにまとまったお金がかかるものについては、それなりに準備はしておいたほうがいいいだろう。
つまり、入院給付は付けずに三大疾病保険のみ加入すれば、月々の保険料は安くなる。

ここで疑問に思う者もいるだろう。
がんや心臓疾患(保険対象となるのは急性心筋梗塞のみ)や脳血管疾患などのいわゆる三大疾病は大病なので、発症したら必ず入院を伴うではないか。
それならば入院保険も同時に加入しておくべきではないかと。
しかし、最近の傾向としては、上記のように入院期間が短くなっている。
それは例えがんなどであっても同じである。
例えば、乳がんなどの場合には、最近は通院で抗がん剤だけで治療するケースが増えている。
こういうケースでは、入院保険に入っていても当然保険金は下りないことになる。
入院しないのは嬉しいのだが、病気になったら出ると期待していたものが出ないという、残念な気持も正直あるかも知れない。
悪く言えば掛け損になるということだな。
こういうことは以前はほとんど無かったことだ。

30〜40代までの者は保険料がそれほど高くはないので、入院給付の付いた医療保険をメインに、将来結婚を考えている人は少し高めの掛け捨てではない貯蓄型の終身保険に入っておくといいだろう。

ところで50〜60代の独身者の話に戻るが、この年代の人には精神安定剤として入院保険に入りたいという人が結構いる。
自分の周囲で入院する人が多くなってくると、不安を感じてしまうのだな。
自分を面倒をみてくれる人がいないと思うと、ますます不安になってくる。
そのために、元は取れなくてもいいのでとにかく精神的に安心したい、という理由から加入するのだ。
保険というものは本当に人それぞれだ。